xjr1300

バイクユーザー車検受験要領(愛知運輸支局編)~XJR1300で受験するときの備忘録~

ギタライダー

 こんにちは!ギタライダーです!

 先日、愛知運輸支局でXJR1300でユーザー車検を受けてきました!今回の車検でいろいろ覚えておくべきことがあったので備忘録も兼ねてまとめていきます!

 今回の記事はユーザー車検に興味のある方やXJR1300でユーザー車検を通したい!ってライダーさんに役立つ内容になっています!ではどうぞ!(※ユーザー車検は外観測定以外の検査はすべて自分でやらなければなりません。検査員の補助はないものと考えておいてください。)

車検前にやるべきこと

点検整備

 ユーザー車検では車体に不備がないか検査員にしっかりチェックされます。メジャーを使ってセンチ単位で細かく確認されますので事前に車検に通る状態かどうかしっかり確認しておく必要があります。

車幅、ウインカー、フロントライトは引っかかりやすい

 車幅、ウインカー、ライトは不合格になることが比較的多い箇所になります。それぞれ理由を解説していきます。

車幅とウインカー

 まず車幅とウインカー。純正であれば問題ないのですがバーエンドやウインカーをカスタムしているライダーさんは要注意!

 車幅はハンドルのバーエンドからバーエンドまでの長さで測定されます。車検証記載の車幅と比較して±2cm以内なら問題ありません。が、許容値を超えていると不合格になります…泣

 ウインカーは発光面積が7㎠以上必要になります。ウインカーの一部がカウルに隠れている状態だと隠れた部分は発光面積と判断してもらえません。ウインカーが少しでも隠れている場合はカウルを取り外すなどしておきましょう!

検査員が車検場で大型バイクを測定している
画像はイメージ(生成AIによる作成物)

 ちなみに僕はウインカーも車幅もどっちも不合格になったことがあります。車幅はバーエンドを交換して対応し、ウインカーはフロントカウルを取り外してOKをもらいました。

 他の方法として車幅なら構造変更申請を出すという手もあります。ウインカーは申請では何ともならないのでウインカーを適合するものに交換するしかありません。

フロントライトは光軸がズレやすい

 フロントライトは機械で測定されるのですがこれがまぁ引っかかりやすい。特に年式や走行距離の多いバイクは特に引っ掛かりやすいんです。

 フロントライトは車体の振動で徐々にズレていくことがあり、気付かないうちに光軸が狂っていることが多い箇所。

 年数が経っていたりや走行距離の伸びているバイクはゴムパーツなどが劣化して振動も大きくなりがち。その影響がフロントライトにも出てきちゃう…というわけ。

 でも安心してください!たいてい車検場の周辺には整備工場が多くあり、持ち込みで対応してくれるところがほとんどです。費用は1000~3000円前後のところが多いですね!

マフラーは触媒の有無と排ガス規制に注意

 マフラーはサイレンサー(スリップオン)やフルエキで交換している方も多いと思います。車種や年式によって排ガス規制の対象かどうか、どのような規制がされているのかに違いがあります。

 まず車検証の型式を見てください。型式にBCやEBLなどといったアルファベットが入っている場合は排ガス規制対象車両になります(例:BC-●●●、EBL-●●●等)。入っていない場合は排ガス規制対象前の車両になります。

整備士がヤマハのバイクをメジャーで点検している
イメージ画像(生成AI作)

 排ガス規制対象前の車両の場合、排ガス検査はありません。逆に排ガス規制対象車両の場合は排ガス検査を受けなければなりません。

 排ガス規制対象車両(型式にアルファベットがついている)で、純正マフラーに触媒がある車種は特に注意してください。社外マフラーを装着している場合はそのマフラーの「排出ガス試験成績証明書」(通称:ガスレポ)が必要になります。

 排ガス規制対象車両でも純正マフラーに触媒がついていない車種の場合は「排出ガス試験成績証明書」は不要です。

 ご自身のバイクが純正で触媒付きかどうかは「モデル名 触媒」で検索すれば大体出てきますよ!

速度センサーの位置確認

 車検ではタイヤを機械に乗せて速度計の動作確認をします。バイクの速度は前輪後輪のどちらかで必ず測定しています。検査場で速度センサーで前輪後輪を選択する場面があるので必ず確認しておきましょう!

検査場の見学

 車検の検査場は見学ができます。初めてユーザー車検を受ける方には予習も兼ねて見学をオススメします。検査の流れや機械の使い方が分かるので当日もスムーズに受験が進みますよ!

車検の流れ

 車検は予約→受付→書類作成&提出(検査日当日に提出)→検査→合格という流れになります。ここから段階ごとに分けて説明していきます。

 車検では印紙や証紙を購入します。現金でしか買えないので忘れずに現金を持っていきましょう。1万円もあればOKです!

公式HPで検査日を予約

 予約に車検証が必要になりますのでお手元にご用意ください。検査の予約はすぐに埋まってしまいます。日程に余裕をもって予約するのがオススメです!(※予約にはアカウント登録が必要)

パソコン版の画面(スマホでも予約可)

自動車検査インターネット予約システム(独立行政法人 自動車技術総合機構)

上記リンクから予約システムページへアクセスできますよ~!

受付

 車検日当日、まずは検査登録事務所の10番窓口に向かいましょう。端末があるのでそこで受付処理をします。(受付が終わると継続検査申請書・自動車検査票がコピー機から出力されたはずです。うろ覚えなので参考くらいに捉えてください)

 事務所内の地図はコチラ↓

 受付が終わったら次は書類作成です!

書類作成&提出

 書類提出のおおまかな流れは書類記載→証紙貼付→提出という流れになります。詳しく見ていきましょう!

書類一覧 

検査に必要な書類はコチラです↓

自動車検査登録総合ポータルリンク(新規タブで開きます)

↑必要書類はコチラでも確認できます。また、下のリンクから継続検査申請書(OCR専用3号様式)を簡単作れます。使い方はカンタンで車検証の車両情報などを入力するだけ!完成した申請書のPDFを印刷して持っていくだけです!

継続検査申請書作成ページリンク(リンク先は自動車検査登録総合ポータル)

 リンクが信用できない方は自動車検査登録総合ポータルHP内の継続検査(車検)というページからアクセスしてください!申請書作成ページにたどり着けますよ!

 点検整備記録簿は検査登録事務所のとなりにある愛知県自動車会議所名古屋事務所のコピー機で入手できます。コピー機の横に点検整備記録簿の原本があり、有料で印刷可能です(下図赤〇のところ。白黒印刷で10円だったかな)

 納税証明書は原則不要です。自動車税を納めるとデータで登録されるためです。ただし納税してから日が浅い場合はデータが反映されていない場合があります。納税してからデータが反映されるまで5開庁日(開庁日=営業日)ほどかかります。県庁にはお盆休みはなく、開庁日はカレンダー通りに開いています。(土日祝・12月29日~1月3日が閉庁)

 納税証明書を紛失した場合はお住いの地域の管轄県税事務所で再発行することができます。(下のリンクから確認できます。リンク先は愛知県公式HP)

愛知県の県税事務所一覧(新規タブで開きます)

書類の記載

 ここからは書類の記載例です。まず車検証を準備してください。赤線で囲った範囲が記載する箇所になります。(見本では氏名「僕 怠惰(ぼく たいだ)」、住所「愛知県●●市●●」、バイクのナンバーを「愛知 X す ●●●●」として記載しました。)

①継続検査申請書

 車両番号(ナンバー)、車体番号下7桁、氏名・住所、作成日付を記載します。

②自動車検査票

 車両番号(ナンバー)、原動機の型式、車体番号、氏名・連絡先、車検予約時の予約番号を記載します。

③手数料納付書

 車両番号(ナンバー)、氏名、連絡先を記載します。

④自動車重量税納付書

 提出年月日(車検当日の日付)、車両番号(ナンバー)の記載、氏名・住所、レ点チェック(車検有効期限・自家用事業用の種別・自動車の区分)をします。

⑤点検整備記録簿

 24か月点検整備、車両番号整備箇所へのチェック、そのほかに点検が必要になった個所、交換部品等の記載、氏名・住所、点検年月日、整備年月日、点検時の総走行距離を記載します。

印紙・証紙購入&貼り付けと自賠責更新

 書類が完成したら次は印紙と証紙の購入と貼り付け、自賠責の更新です。これらの手続きは検査登録事務所隣の愛知県自動車会議所名古屋事務所で行えます。

 まずは印紙と証紙の購入です。12番窓口で合計7,100円分の印紙と証紙を購入します。内訳は自動車重量税印紙5,000円、検査登録印紙600円、自動車審査証紙1,500円です。窓口で「二輪の車検で必要な分ください」と伝えると用意してくれます。

 購入が終わったら自動車検査票、自動車重量税納付書に貼り付けます。自動車重量税印紙は自動車重量税納付書に、残りの証紙・印紙は自動車検査票に貼り付けます。貼り付け箇所は下の画像の黄色枠内です!

 続けて自賠責の更新です。自賠責の更新は11番窓口でできます。窓口では自動車検査証記録事項を見せてくださいと言われます。無い場合は車検証を見せればOKです!(自動車検査証記録事項は車検証のQRコードで読み取れる書類のことです。できる限り印刷して持っていきましょう。)

提出

 いよいよ窓口への書類提出。提出先は検査登録事務所、10番窓口です。書類に不備がなければ自動車検査票などが返されます。いよいよ車両検査ですよ!

 ちなみに手数料納付書は不要と言われて受け取ってもらえないことがあります。不要とされる基準はよくわかりません…

車両検査

 まずはバイクを検査レーンまで移動させます(下図参照)。

 敷地内は車やバイク、トラックの出入りが非常に多いです。法的には敷地内でのヘルメット着用義務はありませんが着用しておいたほうが安心です!

 検査レーンに到着したらまず検査員立会いの下、車両の幅や高さなど外観の検査が行われます。マフラーを変更している場合、ガスレポの有無も尋ねられます。

 外観点検が終わると次はマフラーの排気ガスの測定です。指定されたマットの上に立ち、プローブと呼ばれる棒をマフラーの中に突っ込みます。

 モニターに立ち位置やプローブの差し込み方などが表示されるので画面のとおり行います。

 排ガスをクリアすると次は前後輪ブレーキ、速度センサーの検査になります。この検査では最初に検査機の手前右側にある操作盤に向かいます。速度センサーの位置確認のスイッチがあるので該当するスイッチを押します。

 スイッチを押したらバイクを検査機の前まで移動させます。モニターが上のほうについていて、画面に検査の要領が表示されるので案内に従ってブレーキと速度センサーの検査を行います。

 ブレーキと速度センサーの検査はバイクにまたがったまま検査を行います。その際、検査機が上下に動くのでバイクを倒したりしないよう気を付けてください!僕は検査機の動きに驚いてバイクを倒してしまったことがあります…泣

 速度センサーとブレーキの検査が終わると最後にフロントライトの検査です。この検査も画面に検査方法が表示されます。フロントライトの検査が終われば車両検査は終了です!

 なお、各検査を終了するたびに自動車検査票を機械に差し込んで合格のマークをもらわなければなりません。差し込むときは自動車検査票1という面を上にし、自動記録機器差込方向から機械に差し込んでください!(画像でいう緑の枠内から差し込み)

車両検査に合格したら…

 車両検査が終わったら検査レーンを出たところにある駐車場などにバイクを停めましょう。駐車後、書類を持って検査レーン近くにある小さな事務所に入ります。

 その事務所で書類を提出したらあとは待つだけ。書類の処理が終わったら新たな自動車検査証登録事項1枚、車検の有効期限シールなどがもらえて車検は終了です!

もし車両検査で不備があった場合

 途中で検査に落ちても検査自体は最後まで行ってくれます。最後まで検査した後、不備のあった個所だけ再検査を受けることになります。

 不備のあった個所を整備し、再度検査レーンに並び直して再検査を受けるだけです。1日で再検査に合格しなかった場合、後日受け直すことになります。僕は受け直したことがないので本記事では取り上げません。職員さんに要領などを確認してください。

XJR1300で受けるときのメモ

スピードセンサーの位置

 XJR1300のスピードセンサーは年式によって位置が変わります。2003年2月までに生産された場合は前輪、それ以降に生産された場合は後輪についています。

マフラー内の触媒

 触媒はキャブ車のXJR1300には無し。インジェクション化されてからのXJR1300は触媒有り。自分のXJR1300がどっちか分からない!という方は車検証を見てください。

 型式欄にEBL-RP17Jと書かれていればインジェクション化された後の車体になります。RP03J、RP01Jと書かれている場合はキャブ車です。

 インジェクション化された後の車体はサイレンサー、エキゾースト本体どちらにも触媒がついています。サイレンサーだけ変えている場合でも「排出ガス試験成績証明書」が必要になります。

終わりに

 以上がバイクユーザー車検の受け方まとめでした!ユーザー車検は車検代を大きくカットできるのが最大の魅力と言われています。それだけではなく自分のバイクの状態を見直すいい機会にもなります。

 お金がかからない!という理由だけでユーザー車検をするのであればユーザー車検を受けるべきではありません。バイクの不調に気付かず乗り続けた場合、最悪命を落とします。

 バイクの状態やメンテナンス歴をよく見たうえでユーザー車検を受けるのかショップに任せるのかを決めましょう!ではまた!!

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ABOUT ME
ギタライダー
ギタライダー
会社員/ライダー兼ギター好き
1991年生まれ。妻と娘の3人暮らし
ギター、バイク、酒を愛する会社員。
愛知県在住。好きな音楽はヘヴィメタル。
愛車はXJR1300。

最近の趣味は光り物
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